数学の公立高校入試で定番となっているのが作図問題です。難しそうに見えるかもしれませんが、出題される作図は実は限られています。その鉄則は――
👉 「垂直二等分線と角の二等分線さえ描ければ合格点!」
鉄則① 垂直二等分線は書けるようにしろ!
線分の真ん中を通り、垂直に交わる線が垂直二等分線です。
作図の手順は、線分の両端(AとB)から同じ半径で弧を描き、その交点を直線で結ぶだけ。
入試では「線分の中点を通る」「垂直に交わる」という性質を利用する問題が頻出です。

鉄則② 角の二等分線は書けるようにしろ!
角をちょうど半分に分ける線が角の二等分線です。
作図の手順は、
①角の頂点にコンパスを刺し、適当な大きさで弧を書く。
②辺と①の弧の交点から同じ半径で弧を2つ書く。
③角の頂点と②の交点を結ぶ。
性質として「二等分線上の点は、角の2辺から等距離にある」という特徴があり、
入試ではこれを利用した応用問題がよく出題されます。



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