中学社会(歴史)クイズ – 古代編

まずは一問一答。一番下にクイズがあるよ!

問1. 法隆寺と関係のある人は?

  • 聖徳太子
  • 中大兄皇子
  • 天武天皇
  • 聖武天皇

答え: 聖徳太子

解説: 聖徳太子(厩戸皇子): 法隆寺の創設者

問2. 聖徳太子が作った十七条の憲法はどんなもの?

  • 天皇の命令に従う
  • 口分田を与える
  • 土地と人民を国家が直接支配する
  • 開墾した土地の私有を認める

答え: 天皇の命令に従う

解説: 豪族が天皇の命令に従うことや、仏教を重んじることなどが説かれ、天皇の権威を高めようとした。

問3. 藤原氏が摂関政治を行っていた頃の文化は?

  • 国風文化
  • 天平文化
  • 化政文化
  • 元禄文化

答え: 国風文化

解説: かな文字、『源氏物語』(紫式部)や『枕草子』(清少納言)、寝殿造(しんでんづくり)、大和絵(やまとえ)、平等院鳳凰堂など。

問4. 645年に中大兄皇子らが蘇我氏をたおし、都を難波に移して始めた政治改革を何というか?

  • 墾田永年私財法
  • 公地公民制
  • 大化の改新
  • 壬申の乱

答え: 大化の改新

解説: 中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足らが蘇我入鹿を暗殺し、天皇中心の政治をめざした。

問5. 聖武天皇の時代に、仏教の力で国を治めようとして国ごとに建立させた寺は?

  • 国分寺
  • 法隆寺
  • 延暦寺
  • 東大寺

答え: 国分寺

解説: 聖武天皇は仏教を厚く信仰し、仏教の力で国を守ろうと考えた。東大寺は、国分寺の中心となる寺として造られた。

問6. 平安時代に、貴族の邸宅として流行した、開放的な構造の建築様式は?

  • 書院造
  • 寝殿造
  • 校倉造
  • 神社建築

答え: 寝殿造

解説: 寝殿造は、日本の風土や生活様式に合わせた、自然との調和を重視した建築様式。
国風文化

問7. 奈良時代、土地の私有を認めることで墾田を奨励し、公地公民制の崩壊につながった法律は?

  • 班田収授法
  • 墾田永年私財法
  • 十七条の憲法
  • 大宝律令

答え: 墾田永年私財法

解説: 墾田永年私財法は、新しく開墾した土地は永久に私有できるという法律で、これにより土地の私有化が進んだ。

問8. 平安時代、貴族社会でかな文字を用いて成立した作品は?

  • 『古事記』
  • 『万葉集』
  • 『源氏物語』
  • 『太平記』

答え: 『源氏物語』

解説: 『源氏物語』は、紫式部によって書かれた物語文学の傑作である。かな文字は、国風文化を象徴するものである。

問9. 天智天皇の死後、皇位継承をめぐって起こった 弟 vs 子 の戦乱は?

  • 承久の乱
  • 保元の乱
  • 壬申の乱
  • 応仁の乱

答え: 壬申の乱

解説: 672年、天智天皇の死後、天皇の弟である大海人皇子(後の天武天皇)と、天皇の子である大友皇子の間で皇位をめぐる争いが起きた。

問10. 壬申の乱で勝利し、天武天皇(弟)として即位したのは?

  • 蘇我入鹿
  • 中大兄皇子
  • 大海人皇子
  • 大友皇子

答え: 大海人皇子

解説: 壬申の乱で勝利した大海人皇子(弟)は、都を飛鳥に戻し、天皇を中心とした政治体制を固めていった。

問11. 壬申の乱に勝利した天武天皇(弟)が目指した政治は?

  • 豪族の勢力を強める
  • 公地公民制を復活させる
  • 豪族を抑え、天皇中心の政治を強める
  • 大友皇子を政権に加える

答え: 豪族を抑え、天皇中心の政治を強める

解説: 壬申の乱に勝利した天武天皇(弟)は、豪族の力を抑え、天皇の権力をより強固なものとした。

問12. 大和政権が全国に広めた支配の仕組みは?

  • 律令制度
  • 班田収授法
  • 氏姓制度
  • 荘園制度

答え: 氏姓制度

解説: 氏姓制度により豪族に地位や役割を与え、中央集権的な支配を進めた。

問13. 大宝律令が制定されたのはいつ?

  • 701年
  • 794年
  • 645年
  • 1185年

答え: 701年

解説: 701年、大宝律令が制定され、律令国家体制が整った。

問14. 平安京に都が移されたのは何年?

  • 710年
  • 794年
  • 1185年
  • 1192年

答え: 794年

解説: 794年に桓武天皇が平安京へ遷都し、平安時代が始まった。

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